<h2 id="h00d9b48dc4">useEffect</h2> useEffectはクラスコンポーネントの以下のライフサイクルを使用できるイメージ <ul><li>componentDidMount</li><li>componentDidUpdate</li><li>componentWillUnmount</li></ul> <h3 id="hcfc9d1dd7e">conponentDidMount</h3> コンポーネントのdomが生成され、その後に一度呼び出されます。 ちなみに開発環境だとcomponentDidmountは2回呼ばれるようになっています。 年の為でNext.jsの仕様のようです。 本番環境では1回しか呼ばれないそうです。 ビルドしたらわかります。 <h3 id="h52b57466d1">componentDidUpdate </h3> stateの値の値が更新された時などにcomponentDidUpdateが発火します。 useEffectは第二引数に配列で関ししたい値を指定することができます。 Vueのwatchのようなもの。 <pre><code>useEffect(() =&gt; {
 console.log("カントが更新されました")
}, [count])
return (
 &lt;div className={styles.home}&gt;
 &lt;p&gt;トップページです&lt;/p&gt;
 &lt;p&gt;{count}&lt;/p&gt;
 &lt;button onClick={() =&gt; setCount((count) =&gt; count + 1)}&gt;カウントアップ&lt;/button&gt;
 &lt;/div&gt;
)</code></pre> この時useEffectは初回のmount時、カウントの値が更新された時の2パターンに発火します <h3 id="ha4447949c9">componentWillUnmount</h3> 最後にコンポーネントのアンマウント時に呼ばれます。 アンマウント ... コンポーネントが不要になり破棄される時 useEffectの中でreturn文を書くとアンマウントされます。 <pre><code>useEffect(() =&gt; {
 console.log('レンダーされました。');
 return () =&gt; {
 console.log('アンマウント');
 };
});</code></pre> この時まず最初に"レンダーされました"のmountが発火し、その後、アンマウントが発火されます。 そしてcomponent が破棄される時、つまりページの遷移をしたりcomponentが失われる時、アンマウントが発火します。 主に <ul><li>イベントリスナーの解除</li><li>タイマーの処理のキャンセル</li><li>DBアクセス後の接続解除</li></ul> 等に使われます。 <h2 id="hc720e09390">useEffectを使う際の注意点</h2> <h3 id="hf055fed846">マウント時にstateを更新して無限ループになる</h3> <pre><code>useEffect(() =&gt; {
 console.log("カントが更新されました")
 setCount((count) =&gt; count + 1)
}, [count])
return (
 &lt;div className={styles.home}&gt;
 &lt;p&gt;トップページです&lt;/p&gt;
 &lt;p&gt;{count}&lt;/p&gt;
 &lt;/div&gt;
)</code></pre> 例えばこんな例 mount時にsetCountはcountをプラス1します。 第二引数にcountを指定しているので、countが変化したタイミングでもう一度componentDidUpdateが呼び出されてcountが増え続ける無限ループが発生するのです。 <h3 id="h488f9b213e">アンマウント時にstateを更新しない</h3> これは基本的に行うタイミングがないかもしれないですが、 アンマウント時にstateを更新しても呼び出されることはありません。 componentが破棄される際に値を変更しても意味がありません。 落とし穴として開発環境ではマウントが2回発火されるので、2回目のマウントが発火される前にアンマウントも走ります。 なので開発環境で試しているとアンマウントが発火されると錯覚してしまいますが、ビルドすると発火されないことが確認できます・<h2 id="hcf83e1357e"> </h2> <h3 id="h05c8b67581">useEffectの中でdomを直接操作しない</h3> 基本的にReactの実装でdomを直接触ることはNGです。 domを操作したい場合はuseRefを使いましょう。 <h3 id="h97649f6460">useEffectに渡すコールバック関数をPromiseしてはいけない</h3> <pre><code>const [limit, setLimit] = useState(5);

useEffect(async () =&gt; {
 const response = await fetch(
 `https://jsonplaceholder.typicode.com/posts${limit}`
 );
 console.log(response);
}, [limit]);</code></pre> あまり使わないかもしれないですが、下記なら動きます <pre><code>useEffect(() =&gt; {
 async function fetchTest() {
 const response = await fetch(
 `https://jsonplaceholder.typicode.com/posts?${limit}`
 );
 console.log(response);
 }
 fetchTest()
}, [limit]);</code></pre> <h2 id="hd0cbad2855">コンポーネントのmemo化</h2> componentがサイレンダリングされる条件は3つあります。 <ul><li>stateが更新された時</li><li>propsが更新された時</li><li>親コンポーネントがサイレンダリングされた時</li></ul> stateとpropsが更新された際はサイレンダリングが起きるのは必要です。 ただ親コンポーネントが更新された時に子コンポーネントがサイレンダリングされるのは不要な場合が多いです。 これを解決するのがmemo化です。 <pre><code>// components/Count.tsx
import {FC} from "react";

type Props = {
 count: number;
}

export const Count: FC&lt;Props&gt; = (props) =&gt; {

 const { count } = props;

 console.log("サイレンダリング")

 return (
 &lt;div&gt;
 &lt;p&gt;{count}&lt;/p&gt;
 &lt;/div&gt;
 )
}</code></pre> 新たにCountコンポーネントを作成します。 <pre><code>import type { NextPage } from 'next'
import styles from '../styles/Home.module.css'
import {useState} from "react";
import {Count} from "../components/Count";

const Home: NextPage = () =&gt; {

 const [count, setCount] = useState(0);

 const countUp = () =&gt; {
 setCount((count) =&gt; count + 1)
 }

 return (
 &lt;div className={styles.home}&gt;
 &lt;p&gt;トップページです&lt;/p&gt;
 &lt;Count count={count}/&gt;
 &lt;button onClick={countUp}&gt;カウントアップ&lt;/button&gt;
 &lt;/div&gt;
 )
}

export default Home</code></pre> それを親コンポーネントから呼び出しましょうか。 ボタンをクリックすると、stateが更新されるのでCountコンポーネントがサイレンダリングされます。 これは通常の動作です。<img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/09482d6577ff40bbad2aa85823e18238/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-07-28%208.27.23.png?w=1000&amp;h=625" alt=""> 次にinputFieldのイベントを親コンポーネントに書いてみましょう。 <pre><code>const Home: NextPage = () =&gt; {

 const [count, setCount] = useState(0);
 const countUp = () =&gt; {
 setCount((count) =&gt; count + 1)
 }

 const [text, setText] = useState(""); // 追加
 const onChangeText = (e: ChangeEvent&lt;HTMLInputElement&gt;) =&gt; {
 setText(e.target.value);
 }　　// 追加

 return (
 &lt;div className={styles.home}&gt;
 &lt;p&gt;トップページです&lt;/p&gt;
 &lt;input onChange={(e) =&gt; onChangeText(e)}/&gt;
 &lt;Count count={count}/&gt;
 &lt;button onClick={countUp}&gt;カウントアップ&lt;/button&gt;
 &lt;/div&gt;
 )
}</code></pre> そうすると、inputを更新した際にCountコンポーネントがサイレンダリングしてしまうようになります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/57fa7d5291124e35afb20af4feeeea54/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-07-28%208.31.32.png?w=1000&amp;h=625" alt=""> これを予防するのがmemo化です。 <pre><code>import {FC, memo} from "react";

type Props = {
 count: number;
}

export const Count: FC&lt;Props&gt; = memo((props) =&gt; {

 const { count } = props;

 console.log("サイレンダリング")

 return (
 &lt;div&gt;
 &lt;p&gt;{count}&lt;/p&gt;
 &lt;/div&gt;
 )
})

Count.displayName = "Count"</code></pre> Countコンポーネントをmemoで囲むことで、親コンポーネントが更新された際にサイレンダリングを防ぎます。 Next.jsのデフォルトのESLintの設定だと、無名関数になっているエラーが出るので <pre><code>Count.displayName = "Count"</code></pre> をつければ一旦解決します。 設定をオフにしても良いかと思います。<h3 id="hcf83e1357e"> </h3> ただしこれで全ての問題が解決したわけではありません。 countUpの関数の処理をCountにpropsで渡してみましょう。 <pre><code>&lt;input onChange={(e) =&gt; onChangeText(e)}/&gt;
&lt;Count count={count} countUpFunc={countUp}/&gt;</code></pre> <pre><code>// components/Count.tsx
export const Count: FC&lt;Props&gt; = memo((props) =&gt; {

 const { count, countUpFunc } = props;

 console.log("サイレンダリング")

 return (
 &lt;div&gt;
 &lt;p&gt;{count}&lt;/p&gt;
 &lt;button onClick={countUpFunc}&gt;カウントアップ&lt;/button&gt;
 &lt;/div&gt;
 )
})</code></pre> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/831bf94698f54c15b29e3ea2a23b40c7/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202022-07-28%208.37.03.png?w=1000&amp;h=625" alt=""> memo化したのにもかかわらずまたCountがinoutフィールドのレンダリングに反応して更新されてしまいます。 <h2 id="h4886ea6007">useCallback</h2> この原因として関数がmemoかされていないことが挙げられます。 <pre><code>const countUp = () =&gt; {
 setCount((count) =&gt; count + 1)
}</code></pre> countUpの関数は今の状態では、inputがonChangeされた際に関数が再生成されます。 関数が再生成されたことをpropsが更新されたとCountコンポーネントが勘違いし、サイレンダリングされてしまうのです。 それを解決するのがuseCallbackです。 useCallbackは関数のmemo化です。 <pre><code>const countUp = useCallback(() =&gt; {
 setCount((count) =&gt; count + 1)
}, [count]);</code></pre> 第二引数には関しする値をつけます。 こうすることで, countUpに関数はcountの値が変わった時だけ、関数が再生成されるようになります。 これで不要なレンダリングが防げます。 つまりmemo化とuseCallbackはセットで使いましょう！！！ ということです。

useEffect, useCallback, memo化について改めて

配列の削除で少しつまづいたのでメモ程度に <h2 id="h54d6c91c57">配列へ要素の追加</h2> まずおさらいで配列の追加 stringの配列を想定する。 <pre><code>const [ array, setArray ] = useState&lt;string[]&gt;([]);</code></pre> <pre><code>const addFunction = (): void =&gt; {
 setArray([ ...array, "追加する要素"] );
}</code></pre> useStateではスプレット構文で配列をコピーして追加するのが一般的。 <h2 id="hccbf72ca45">配列の削除</h2> 今回は配列のindexを指定して、該当の要素を削除するものとする。 <h3 id="hb30903ca4e">ダメな例</h3> <pre><code>const deleteFunction = (index: number): void =&gt; {
 setArray(array.splice(index, 1));
}</code></pre> <h3 id="hee0dba97af">成功例</h3> <pre><code>const deleteFunction = (index: number): void =&gt; {
 // - 配列をコピー
 let newArray: string[] = [ ...array ];
 // - 該当のindexを取り除く
 newArray.splice(index, 1);
 // setStateで更新
 setArray(newArray);
}</code></pre> <h3 id="h0004636abd">もっと簡潔に書く</h3> setStateは関数型の更新ができる <a href="https://ja.reactjs.org/docs/hooks-reference.html#functional-updates" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://ja.reactjs.org/docs/hooks-reference.html#functional-updates</a> 例: prevCountにstateが入りstateが更新された値を返す <pre><code>&lt;button onClick={() =&gt; setCount(prevCount =&gt; prevCount - 1)}&gt;-&lt;/button&gt;</code></pre> これを応用してprevArrayに元のstate配列が入り更新された配列を返す <pre><code>const deleteFunction = (index: number): void =&gt; {
 setArray(prevArray =&gt; prevArray.splice(index, 1));
}</code></pre>

useStateでの配列の扱い

react hook formを使ってInputFieldのコンポーネントを作成しよう！

保守性の高いシステムを構築するには、変化に強いプログラムを組んでいくことが大切です。 今回はNext.jsを使って解説していきます。 <h2 id="h4ac312068f">なぜルーディングはハードコーディングしてはいけないのか？</h2> ダメな例です <pre><code>&lt;Link href="/users"&gt;
 &lt;a&gt;ユーザー一覧ページに遷移して！&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> 上記はNext.jsのリンクコンポーネントを使い、ユーザー一覧ページへ遷移するコードですが、これは最悪です、、、、、 例えばURLが急な要望で/user_listに変更になったとします。 <pre><code>&lt;Link href="/user_list"&gt;
 &lt;a&gt;ユーザー一覧ページに遷移して！&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> 上記のように書き換えが発生します。 一見簡単に思えるかもしれないですが、これが大規模システムだった時を想像してみましょう。 極端ですが、/usersのリンクコンポーネントの記述が100個あったとします。 つまりこれを100個分修正しなければいけないのです、、、 一括で修正したとしても、万が一漏れがあったとすると最悪の場合ユーザーを404ページに案内してしまう事態が起きるのです。。。 <h2 id="h58d5e63098">ハードコーディングしない為の対処法</h2> 純粋な対処法としてはルーティングをしっかりと定数のような形でまとめてあげればいいのです。 そしてページ遷移する際は全て定数からルーディングを呼び出します。 例 <pre><code>const usersListPagePath = "/users"</code></pre> <pre><code>&lt;Link href="usersListPagePath"&gt;
 &lt;a&gt;ユーザー一覧ページに遷移して！&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> 定数として定義することで URLが変わった際は、usersListPagePathの値を変更するだけで100ページ分を一気に安全に修正することができます！！！ イメージがついてきたでしょうか でも上記は完全に良いとは言い切れません。 では自分が考える最適な対処法を3つほど紹介していくのでみていきましょう！ <h2 id="h316b0b0f6a">オブジェクト形式で記述していく</h2> 下記が参考コードです！ <pre><code>// routing.ts

export const Routing = {
 	 // - トップ ======================================
 	 Top: {
 	 path: "/",
 	 pageName: "トップ"
 	 },
 	
 
 	 // - ブログ =====================================
 	 Blog: {
 	 List: {
 	 path: "/blog",
 	 pageName: "ブログ記事一覧"
 	 },
 	 Details: {
 	 path: "/blog/[id]",
 	 pageName: "ブログ記事詳細"
 	 }
 	 }
 }</code></pre> 呼び出す際はRoutingをimportして <pre><code>&lt;Link href="Routing.Top.path"&gt;
 &lt;a&gt;トップページに遷移して！&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> きれいにまとまりましたね。 では動的な場合はどうすればいいのか？？ <pre><code>&lt;Link href="Routing.Blog.Details.replace("[id]", 5)&gt;
 &lt;a&gt;ブログidが5のページに遷移して&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> これでいけます。 5の部分を動的にしたい場合は、blog.idのような形で書いてあげるといいと思います。 <h2 id="hf69499cf69">namespaceで記述していく</h2> 2つ目がnamespaceで記述していく方法です。 <pre><code>// routing.ts

export namespace Blog {

 export namespace List {
 export const URI_Path: string = "/blog";
 export const localizedPageName: string = "ブログ一覧";
 }

 export namespace Details {

 export enum PathParameters {
 blogID = "id"
 }
 export const URI_PathTemplate: string = `/blog/:${PathParameters.blogID}`;

 export function buildURI_Path({ targetBlogID }: { targetBlogID: string; }): string {
 return URI_PathTemplate.replace(`:${PathParameters.blogID}`, targetBlogID);
 }

 export const localizedPageName: string = "ブログ詳細";
 }
}

export default Routing;</code></pre> こちらでも対応可能です。 <pre><code>&lt;Link href="Routing.Blog.Details.buildURI_Path({ targetBlogID: blog.id})&gt;
 &lt;a&gt;ブログidが5のページに遷移して&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> namespaceは非推奨のプロジェクトも多いですが、関数や変数等も記述しやすい為、こういった場合は使ってもいいと思います。 <h2 id="h368f89b7da">最強ライブラリー pathpida</h2> 一番おすすめはこちらです！ <a href="https://github.com/aspida/pathpida" target="_blank" rel="noopener noreferrer">pathpida</a>は最近活用しているライブラリなのですが、Next.jsではpages内のコンポーネントを自動で読み取って、ルーティングを作成してくれます。 まずはライブラリーをinstallします <pre><code>npm install pathpida npm-run-all --save-dev</code></pre> packge.jsonのscript部分を変更します。 <pre><code>// packge.json

"scripts": {
	 "dev": "run-p dev:*",
	 "dev:next": "next dev",
	 "dev:path": "pathpida --watch",
	 "build": "pathpida &amp;&amp; next build",
}</code></pre> これで準備は完了です。 <pre><code>npm run dev</code></pre> プロジェクトを立ち上げるとpagesディレクト裏を読み取って <code>utils</code>&nbsp;または&nbsp;<code>lib</code>&nbsp;ディレクトリどちらかに&nbsp;<code>$path.ts</code>&nbsp;ファイルが自動生成されます。 両方存在しない場合はlibディレクトリを自動作成してくれます！ 下記のようなファイルが自動生成されます。 <pre><code>/* eslint-disable */
	// prettier-ignore
	export const pagesPath = {
	 blog: {
	 _id: (id: string | number) =&gt; ({
	 $url: (url?: { hash?: string }) =&gt; ({ pathname: '/blog/[id]' as const, query: { id }, hash: url?.hash })
	 }),
	 page: {
	 _id: (id: string | number) =&gt; ({
	 $url: (url?: { hash?: string }) =&gt; ({ pathname: '/blog/page/[id]' as const, query: { id }, hash: url?.hash })
	 })
	 }
	 },
	 $url: (url?: { hash?: string }) =&gt; ({ pathname: '/' as const, hash: url?.hash })
	}
	
	// prettier-ignore
	export type PagesPath = typeof pagesPath</code></pre> 呼び出す際は <pre><code>&lt;Link href="pagesPath.blog._id(targetBlog.id).$url()")&gt;
 &lt;a&gt;指定したのページに遷移して&lt;/a&gt;
&lt;/Link&gt;</code></pre> で簡単に呼び出すことができます！ こちらのライブラリーを導入することでpagesディレクトリ下にファイルが増えるたびに自動でroutingを生成してくれるので、もはや定数化して変更があるたびに、定数を変更することすら やらなくて済むのです、、、、 詳しい使い方は<a href="https://github.com/aspida/pathpida" target="_blank" rel="noopener noreferrer">こちら</a>からご覧ください！

ルーティングはハードコーディングするな！

<h2 id="he3c2ffbbec">今回作成する表示/非表示を切り替えるコンポーネント</h2> 今回はこのようなよくある表示/と非表示を切り替えるボタンを作成していきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/1ec02876d3d44777b3a6235f1182c297/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202021-11-06%2023.34.13.png" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/c8ce915bdb35478c8b5d9fe2cdff4cc7/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202021-11-06%2023.33.16.png?w=417&amp;h=78" alt=""> よく使うものはコンポーネントにしてどんな状況でも使いまわせることが大事です。 では早速やっていきましょう！！ <h3 id="h48162eced8">使用技術</h3> React, TypeScript, css modules, react hooks <h3 id="hc33aa31841">ファイルの作成</h3> 今回はDisplaySwitchingButtonというコンポーネント名で作成していきます。 下記二つのファイルを使用していきます。 DisplaySwitchingButton.tsx displaySwitchingButton.module.scss 今回はスタイルはcss modulesを使用しています。 アイコンも必要なので追加します。 こちらはコピペして使用してください！ <pre><code>// src/assets/icons/PlusIcon.tsx

// - フレームワーク =======================================================================================================
import React, { memo, VFC } from "react";

/* eslint-disable-next-line react/display-name */
export const PlusIcon: VFC = memo(() =&gt; {
 return (
 &lt;svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" viewBox="0 0 20 20" xmlSpace="preserve"&gt;
 &lt;g transform="translate(-.3)"&gt;
 &lt;circle cx="10.3" cy="10" r="10"/&gt;
 &lt;path d="m11.12 14.2-.07-3.46h3.4c.42 0 .84-.42.84-.84a.91.91 0 0 0-.85-.85h-3.4v-3.4a.91.91 0 0 0-.84-.85.91.91 0 0 0-.85.85v3.4h-3.4a.91.91 0 0 0-.84.85c0 .42.42.84.85.84h3.4v3.4c0 .42.42.85.84.85.5.07.85-.29.92-.78z" fill="#fff"/&gt;
 &lt;/g&gt;
 &lt;/svg&gt;
 );
});

</code></pre> <pre><code>// src/assets/icons/MinusIcon.tsx

// - フレームワーク =======================================================================================================
import React, { memo, VFC } from "react";

/* eslint-disable-next-line react/display-name */
export const MinusIcon: VFC = memo(() =&gt; {
 return (
 &lt;svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" viewBox="0 0 25 25"&gt;
 &lt;g transform="translate(-1201 -399)"&gt;
 &lt;circle cx="1213.5" cy="411.5" r="12.5"/&gt;
 &lt;path fill="#fff" d="M1208.8 411h10.2v1h-10.2z"/&gt;
 &lt;/g&gt;
 &lt;/svg&gt;
 );
});</code></pre> これで準備は完了です。 <h3 id="hc4c8f43b2b">コンポーネントをどう実装するか？</h3> 今回のやりたいこととしては下記画像のようになります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/f46eb27d150449ca8846f4edf7d9a735/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202021-11-06%2023.47.32.png" alt=""> クリックイベントによって表示非表示を切り替える必要があるのでstateにbooleanの値を保持する必要がありそうです。 また、どの要素が来ても文言を変えられるよう"XXXXを表示"のXの部分は動的にした方がよさそうです。→こちらはpropsで渡していきます。 そして表示/非表示にする要素に関してはchildrenとしてコンポーネントの中に包むようにします。(こちらは意味が分からなくても実装時説明します。) <h3 id="h0391b9f8af">コンポーネントのコード</h3> <pre><code>// src/components/atoms/DisplaySwitchingButton/DisplaySwitchingButton.tsx

// - フレームワーク =======================================================================================================
import React, { memo, ReactNode, useState, VFC } from "react";

// - アセット ============================================================================================================
import styles from "./displaySwitchingButton.module.scss";
import { PlusIcon } from "../../../assets/icons/PlusIcon";
import { MinusIcon } from "../../../assets/icons/MinusIcon";


type Props = {
 label: string;
 children: ReactNode;
 style?: React.CSSProperties;
}

/* eslint-disable-next-line react/display-name */
export const DisplaySwitchingButton: VFC&lt;Props&gt; = memo((props) =&gt; {

 const { label, children, style } = props;

 const [ displayChildren, setDisplayChildren ] = useState&lt;boolean&gt;(true);

 const onClickDisplayChildren = (): void =&gt; {
 setDisplayChildren(!displayChildren);
 }

 return (
 &lt;div className={styles.displaySwitchingButton} onClick={onClickDisplayChildren}　style={style}&gt;

 { displayChildren ? (
 &lt;div className={styles.flexContainer}&gt;
 &lt;div className={styles.label}&gt;{ `${label}を非表示` }&lt;/div&gt;
 &lt;div className={styles.icon}&gt;
 &lt;MinusIcon/&gt;
 &lt;/div&gt;
 &lt;/div&gt;

 ) : (

 &lt;div className={styles.flexContainer}&gt;
 &lt;div className={styles.label}&gt;{ `${label}を表示` }&lt;/div&gt;
 &lt;div className={styles.icon}&gt;
 &lt;PlusIcon/&gt;
 &lt;/div&gt;
 &lt;/div&gt;

 )}

 { displayChildren &amp;&amp; &lt;div&gt;{ children }&lt;/div&gt; }
 &lt;/div&gt;
 );
});</code></pre> 説明していきます。 <pre><code>type Props = {
 label: string;
 children: ReactNode;
 style?: React.CSSProperties;
}</code></pre> まずはPropsの型定義をしています。 labelは動的の文言の部分です。 childrenの型定義はReactNodeです。(これはお決まりまので覚えておきましょう。) <h3 id="h52aa7f01a9">childrenとは</h3> コンポーネントの中に入る子要素は事前には知らないものがあります。 例えば今回で言えば表示/非表示にする要素は事前に知ってはいけません。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/9708ca868db340b3b8edc8215891c3d9/4f577d8bb9eb49f98f626853f5eba62f/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202021-11-07%200.00.33.png" alt=""> 今回はプロフィールを入れる例で最初に説明しましたが、これはもしかしたらカテゴリーが入る可能性もあれば、ブログ記事が入る可能性もあるのです。 そういった不確定な要素を定義するのがchildrenです。 コンポーネントの子要素に挟むとchildrenになります。 <pre><code>&lt;DisplaySwitchingButton &gt;
 &lt;ProfileCard targetProfile={myProfile} /&gt; ← DisplaySwitchingButtonで挟むとchildren になる
&lt;/DisplaySwitchingButton&gt;</code></pre> 詳しくはこちらで確認しましょう。 <a href="https://ja.reactjs.org/docs/composition-vs-inheritance.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://ja.reactjs.org/docs/composition-vs-inheritance.html</a> そして表示/非表示のstateをuseStateで定義しておきます。<pre><code> const [ displayChildren, setDisplayChildren ] = useState&lt;boolean&gt;(true);</code></pre> あとはこちらをクリックイベントに合わせて切り替えます。 下記の部分です。 <pre><code> const onClickDisplayChildren = (): void =&gt; {
 setDisplayChildren(!displayChildren);
 }
 &lt;div className={styles.displaySwitchingButton} onClick={onClickDisplayChildren}&gt;</code></pre> あとは簡単です。 ロジックで言うと displayChildrenがtrueであれば表示, falseであれば非表示です。 こちらを三項演算子で切り替えています。 <pre><code>{ displayChildren ? (trueの場合の処理) : (falseの場合の処理)</code></pre> そして最後にdisplayChildrenがtrueの場合はchildrenを表示しています。 <pre><code>{ displayChildren &amp;&amp; &lt;div&gt;{ children }&lt;/div&gt; }</code></pre> &amp;&amp;は 左辺がtrueであれば &amp;&amp; 右辺を返す です！ <h3 id="h4702e77dbd">スタイルの調整</h3> 最後にスタイルを調整しましょう。 <pre><code>.displaySwitchingButton {

 .flexContainer {

 display: flex;
 align-items: center;
 column-gap: 10px;

 cursor: pointer;


 &amp;:hover {

 text-decoration: underline;
 }


 &amp;:active {

 opacity: 0.7;
 }


 &amp;:focus {

 text-decoration: underline;
 }
 }



 .icon {

 width: 20px;
 height: 20px;

 fill: #423A57;
 }
}</code></pre> これで完成です！ <h3 id="hd82f6c9ef0">コンポーネントの呼び出し</h3> 呼び出す際は切り替えたい要素をchildrenに入れます。 例 <pre><code>&lt;DisplaySwitchingButton label={"プロフィール"}&gt;
 &lt;ProfileCard targetProfile={myProfile} /&gt;
&lt;/DisplaySwitchingButton&gt;</code></pre> お疲れ様でした！！！ <h3 id="hdf6724cf74">今回のソースコード</h3> <a href="https://github.com/abeshi03/tech-blog/blob/main/src/components/atoms/DisplaySwitchingButton/DisplaySwitchingButton.tsx" target="_blank" rel="noopener noreferrer">github</a>

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